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顔汗が出るときに飲むとよい漢方薬とは

顔汗は様々な事が原因で起こります。暑い時期に長時間外にいた、極度に緊張状態にある、食生活、肥満、遺伝、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられますが、多汗症が原因となっていることもあります。

 

 

顔汗を漢方で改善する際は、どのような状況で顔から汗が出ているのか把握することが大切です。西洋薬と違い漢方薬は症状やその人の体調や体格によって処方されるものが違います。効果的に止めるには適切な漢方を使用する必要があるので、自分で探せない場合は医療機関や専門に扱っているストアにて相談すると良いでしょう。

 

 

精神的なもので汗が出ている場合は、ストレスを解消し、気もちを安定させるために柴胡加竜骨牡蛎湯や柴胡桂枝乾姜湯が良いでしょう。
肥満が原因の場合は水分を多くとりすぎていたり、熱を過剰に発生させていることが原因のため、水分代謝を整えるものが処方されます。代表的なものには防已黄耆湯や防風通聖散があります。この二つの成分は肥満を解消する効果もあり、むくみも取り除くことができます。

 

 

辛いものや脂っこいものを食べすぎて顔汗が出る場合は、胃や腸で熱を発生させていることがあるので、胃腸の熱を正常にする機能がある、黄連解毒湯や茵陳蒿湯が使用されます。

 

 

 

女性に多いホルモンバランスの乱れによるものは加味逍遥散や女神散が処方されます。ホルモンを安定させる効果があり、汗が出るのを防いでくれます。なお、桂枝茯苓丸もホルモンバランスが乱れた時に使用されますが、この漢方でも顔汗を防ぐことができます。

 

 

 

多汗症の場合は、どのように汗をかくかによっても使用されるものが違います。熱がこもっている気がして、イライラすることが多い時は黄連解毒湯、皮膚が比較的弱く、汗をコントロールできないときは衛益顆粒、緊張すると症状がひどくなる場合は柴胡加竜骨牡蠣湯を使います。この他にも様々なものがあるので、自分に合ったものを使用するようにしましょう。

 

 

なお、人間は汗をかくことによって体温の調節を行っています。汗が出にくかったり、出て困る場合は免疫力が低下していることも考えられます。自己判断で無理に止めようとせず、気になる場合は皮膚科などを受診します。

 

 

漢方薬はすぐに効果は現れません。少なくとも1か月から3か月ほど続ける必要があります。また、飲んでいて自分には合わないと感じることがあります。このような時は積極的に相談するようにしましょう。より効果を上げるには食事療法や精神面での安定も行うと良いでしょう。